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 この写真はタチツボスミレ「もどき」です。パーツである花、葉、櫛葉等は一応タチツボスミレの特徴を持っていますが、少しずつ違っており、葉はまるで変ですね。全体に太くて大きくてしっかりしていますので、雑種なのか?雑種なら一般に不稔なのに、一面、この種ばかりなので、土壌に何らかの異常があって生じた奇形なのでは?それにしては範囲が広すぎる…とか、ああでもない、こうでもない。これ自体、妙に楽しい時間ですが、余り時間をかけるのは避けています。素人では一般に結論の出しようがありません。DNA解析の歴史を重ねて、標準と呼ばれるパターン(これを決めるのに苦労しそうですが)からの類推できるようにでもなれば話は別なのですが。
 (後日談)この「もどき」ですが、まだ立ち上がっていないエゾノタチツボスミレであろうと判断しました。
 (更に後日談)後年、遅い時期に立ち寄って、エゾノタチツボスミレが立ち上がっている姿を確認しました。
 気持ち良く暑い夏ですね。今年もスケジュールのない旅に出掛けます。
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