戻る→ ←戻る コモロスミレ 進む→ 進む→

 花が終わってしばらく経ちますと、綺麗だった姿が忘れ去られて雑草扱いになってしまいがちです。うっかりすると刈り取られてしまうすみれも少なくありません。
 路傍にタネがこぼれて、5月中旬まで美しい八重の花を咲かせていた写真のコモロスミレは、梅雨明けに刈り取られてしまいましたが、ご覧の通り、夏までにがんばって復活しました。春に花を咲かせたままの個体は、一般には葉が黄ばんだり、傷ついたりして、整った姿を維持できないものです。根を残して刈り取られた個体は、逆に何ともすっきりした姿をして、どんどん閉鎖花を上げています。路傍で育った個体は鉢植えの場合よりもはるかに丈夫だなぁと思います。
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