戻る→ ←戻る イソスミレ 進む→ 進む→

 これまでに出逢ったすみれの返り咲き内で最も印象深いのが、日高(北海道)で出逢ったイソスミレです。記憶ですが、気温は15℃程度でした。
 とても大柄なすみれです。耳で聞いた未確認情報ですが、オオタチツボスミレの近縁種だと説明を受けたことがあります。直接、波を被る場所は避けて根付いていたのですが、ちょっとした大波が来れば海水に浸かってしまう場所でした。そんなタフな土壌に深く根を張って、根性で育っている…そんなイメージでしたねぇ。救いは、株の単体寿命が長い点でしょうか。時間を掛けて、過酷な自然と闘って生き抜く植物です。せめて、人手による環境破壊だけでも免除してあげたいと思いませんか。
 復刊運動の結果、増補版が出版された「原色 日本のスミレ(浜栄助氏WHO!)」の状況ですが、出版社の在庫はゼロになったようでホッとしています。今から入手したい方もいらっしゃるかも知れません。都心の大きな書店で1冊見ただけですので確信はありませんが、多少の流通在庫はあるのだろうと思っています。
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