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イワフネタチツボスミレ
 ムラカミタチツボスミレと同様、村上近辺まで行けば(ですが)、かなり高い頻度で出逢うことができる自然交雑種です。統計を取った訳ではありませんが、イワフネタチツボスミレの方が少し小振りだと思いました。
 交雑種は不稔性になるのが通常で、時折、不完全稔性を示す交雑種(F1)が見られる程度です。でも、幾つかの資料や知り合いの説明に依りますと、どうやら、イワフネタチツボスミレやムラカミタチツボスミレには比較的高い稔性があるようです。確かに、自然交雑種らしからぬ個体数の多さで、かつ「行けば咲いている場所」があるのです。これは交配親の一方であるオオタチツボスミレの特性なのかも知れません。
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