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シロスミレ
 この季節、標高の高い場所で見られるすみれの2番手はシロスミレです。誤解されやすいそうですが、これは独立した白い花を咲かせる種であって、決して白いスミレ(Viola mandshurica)ではありません。でも、外見的にはよく似ていて、葉には翼まであります。
 日溜まりが好きなのでしょうね。日照が真上から当たるような高地の草原等を住処にしています。白い花、軽い緑色の葉という明るい性格ですね。資料によりますと、北海道の原野にも自生しているそうですが、中部地方では、最低でも標高1,000m以上に生育する高原に咲くすみれの代表格です。
 (後日談)この3年後、北海道の釧路で出逢いました。その標高は20m未満。15年後に出逢った自生地は、海岸の原生花園でした。
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