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 古い呼び方で地図を見ると、越前・加賀・能登・越中・越後と並んでいて、「越の国」が素直に並んでいないような…。でも、更に古い時代には、加賀と能登は越前に含まれていたのだそうです。
 背景が青い海と空ですから、それだけで正体が判ってしまいそうなイソスミレが咲き始めていました。外見的にはオオタチツボスミレに良く似ています。両者を比べると、その微妙な違いは機能に起因していると感じませんか。つまり、葉が厚くて光沢があるから海岸性の環境に適応でき、根が長いから水分を確保でき、寿命が長いから大株になることができるといった意味です。二つのすみれは同じ祖先を持っているような気がしてきました。
 (注)2009年、(オオタチツボスミレと)イソスミレとは類縁が薄いとの研究結果が発表されました。
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