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 10年以上前、源義経北行伝説を追って津軽半島の竜飛岬までツーリングして以来の青森にやって来ました。今回は下北半島メインに総走行距離657Km、前回の半分以下ですね。
 戦時中、海軍に従軍していた父親が過ごした港町で、ポツンポツンと黄色いすみれが咲いていました。一面に群生せず、蕾がえび茶色、赤みを帯びた長い茎が案山子(かかし)のような姿。フチゲオオバキスミレかと目をみはったのですが、残念ながら、一応の決め手である毛が見当たりません。ルーペで見ないと分からない白い微毛なのですが…。母種の方なのかと疑問いっぱいで帰宅したのですが、持ち帰った1枚の葉を照明下でジックリ観察すると、なんと岩手産より更に細い毛が見えるではないですか!全体感は信じるべきですね。
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