母親と姉にとっては初めての九州旅行に、すみれの季節を選んだのは正解でした。最近になって分かったのですが、何の因果か、親子で植物が好きだったのです(笑)。すみれを中心に植物を見ながら移動する旅にしてみました。
あちこちで車を止め、知ったかぶりでガイドをしていますと、母親が「綺麗なピンク色のスミレが咲いている」と言っています。背の低いツツジの下にエイザンスミレが咲いていました。気が付きませんでした。すみれ探しに慣れていないはずの母親ですが、なかなか優れた目を持っているものです。やはり、この世代、野山で山菜を摘んで鍛えただけあります。