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ヒバントゥス・コミュニス 進む→
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 このサイトでは幾度か登場していますが、スミレ科ヒバントゥス属の低木性植物、木本のすみれです。日本に自生するすみれたちとは遠めの親せきですが、まだ同じ左右相称花なので似たイメージを持っていると言えましょう。なにしろ、スミレ科でも別の属には桜の花のような放射相称花を咲かせるものさえあるのです。
 花は一日花で、夕方には萎んでしまいますが、ご覧の通り、同時にたくさんの蕾があって次々に花を咲かせます。この木には既に朔果が見られるのですが、自生地の亜熱帯で、一年中、花も蕾も朔果も同時に見られる四季咲き性の植物という訳です。因みに、剪定した枝を挿し木して増やすことができることを確認しました。完全に「木」ですね。
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