←戻る
次へ進む→
オリヅルスミレ 進む→
次へ進む→
 素直に細長くて白い花が、赤味を帯びた長い花茎の上で咲いています。濃緑色で小さい丸葉が地を覆うように拡がり、茎の基部から、花茎よりも太めのストロン(匍匐枝/茎)を出して更に拡がっていく。オリヅルスミレは本当にユニークな特徴を持ったすみれです。
 この野生絶滅種は、試行錯誤の結果、熱帯・亜熱帯都市緑化植物園(沖縄県)、広島市植物公園、新宿御苑(東京都)、岡山市立半田山植物園、フラワーセンター大船植物園(神奈川県)、筑波実験植物園(茨城県)などに分散して、一定量の株を保持しています。ヤエヤマスミレ等も同じですが、夏も涼しい渓流沿いの植物なので意外にも暑さには弱く、気温に対して気難しい性質らしいのです。
ページのトップへ戻る