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 花色の変化が多い(大きい)というのがアリアケスミレという名前の由縁と言われます。同時に雑種起源であろうと推測されていることも良く知られていますね。染色体数が72という独特の値を示していて、雑種が4倍体となって稔性を回復したことから種分化の道をたどったと考えやすいところです。仮に事実とすれば、両親を推定してみるのも楽しいところ。日本の固有種ではないのですが、例えばシロスミレとコスミレって組み合わせはいかがでしょう。染色体数がそれぞれ24と48ですから、減数分裂して2倍体化すると、うまく72になります(笑)。
 [後日、補足として追記] 橋本保先生WHO!はノジスミレとヒメスミレの組み合わせを想定されていたとのことです(染色体数がそれぞれ24と48)。
 染色体数24と言えばサクラスミレやノジスミレ、48ならスミレも候補でしょうか。花の雰囲気ならリュウキュウコスミレやコワシミズスミレはアリアケスミレと似ています。
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