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 エイザンスミレとヒカゲスミレが混在する一角とは言え、唐突にスワスミレという名前が出てきました。自然交雑種の中でも出逢いが少ない方かも知れません。やはり、馴染みがなくて『これは何?』という声が上がっていました。これまでは展示会で観察する対象でしたが、フィールドで観察できた大柄な個体は若干荒々しい茶褐色の葉を持ち、山道の真ん中で堂々と花を咲かせて不思議な存在感があります。
 皆でわいわいと順番待ちで撮影するのは久しぶりです。レンズを向ける方向もほぼ同じになるのでしょうか。じっくり撮る時間もなく、とりあえずの記念写真。全体が埋没気味で背景の整理ができたら良かったと反省しています。ところで、ヒナスミレも咲いていたのですから、観察報告の多いオクタマスミレも期待したのですが、そう都合良くはいきませんでした。
 いがりまさしさんは背景のボケをうまく使うことを重視しているそうです。図鑑写真などで被写界深度(ピントの合う範囲)を深くすることとは逆ですね。
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