朝の冷え込みが嘘のように、太陽が真上に来ると汗ばむ陽気に変わりました。見た目も美味しい弁当を手にしながら、目前で何種類ものすみれたちが花を咲かせているのが気になります。緩やかな斜面は乾燥した明るい土壌を好むすみれたちで溢れていたのです。
時間を惜しんで明るい丘を物色すると、今朝、霜柱の横で見かけたアカネスミレが、ここではブーケになって咲いていました。こんなに多くの蕾が地中に眠っていたのかと思うと、なんだか可愛く、また可笑しくなってしまいます。これまで寒かったのでギュウギュウ詰めの方が暖かかったのかも知れません。気温が上がり、花茎を伸ばす時間も惜しんで爆発するように開花したのでしょうか。
ミーハーなので書籍にサインをいただきました(笑)。