移動した各地でポツポツとミヤマスミレが咲いていました。関東甲信越なら1,500mから2,000m級の山々の斜面等で見られるところですが、この個体は40m程度の臨海丘陵で撮影したものです。残念ながら、少し花の色に彩度が足りていませんね。旅の四日目に少し降られてしまいました。
葉の数に比して花の数が少ない傾向があります。花後に匍匐枝から増殖すると言われますが、そうして増えた後の姿ばかりを目にしているのでしょうか。そんなことはないと思いますが、山勘ではお話しになりません。自生地がもう少し近ければ継続観察をしたいところですが…。そう言えば、何度か訪ねた1,700m級の自生地は今が花の季節でしょう。あ、また出掛けたくなりました(笑)。