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 日帰りはやはり大変!曇天で暗くなるのが早いので尚更でした。最後にシロスミレやサクラスミレの多い自生地に移るか、ウスバスミレの自生地に行こうかと迷って、帰路に近い後者にしました。到着と同時に小雨が降り出して、少し風もあって、通常撮影は難しいようでしたので、自作の簡易ディフーザーを使ったストロボ撮影を試みました。
 周囲が暗くて影を消すところまではいきませんでしたが、ウスバスミレらしさが失われない程度には写ったようです。偶然の産物ですが、周囲に胞子嚢とおぼしき姿がおもしろい感じに浮かび上がりました。標高2,000mを超える針葉樹林は霧が多く発生するとみえて、岩も朽木も濃緑色の苔に覆われているのです。きのこや苔の姿を専門に撮影している方の気持ちが少し分かりました。
 次は晴れた日中に訪れたいと強く思いました。木漏れ日が差し込むと、まるで別世界のような不思議なイメージが漂う自生地なのです。
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