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すみれの実生苗 進む→
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 見た感じがモヤシにそっくりですが、春にまとめて播いた種子がそろって発芽した3月初旬の様子です。育てることは余りうまくないと思っていますが、ある程度は育てないと植物を知ることはできないという気持ちもあって、なんとか頑張っています(笑)。
 多くの種類というより、国内では観察できない外国種、通年観察したい注目種、可愛くてお気に入りの種と丈夫な基本種を中心に栽培しています。ため息が出ますが、今年もツマグロヒョウモンに悩まされました。夏場は一日2回の駆除が日課で、通算駆除数は軽く千匹を超えたでしょう。すみれらしくない外観のヒバントゥス・コミュニスも食べます。気温が下がって葉を伸ばしたヴィオラ・バンクシイは花芽を伸ばす度に食い荒らされます。ただでさえ厳しい夏越しに備えて、ある程度同じ種の苗も育てておく訳ですが、この作戦で正解でした。
 ツマグロヒョウモン登場の初期はヴィオラ・バンクシイを食べないなぁと見ていましたが、最近は好んで食べるようです。木本種まで食べるとは…。でも、親は空からスミレ科を識別できるのでしょうか。
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