←戻る
次へ進む→
ガーデン・パンジー 進む→
次へ進む→
 ずいぶん以前のことですが、「パンジーは真ん丸な顔で、やたら大きい」と否定的なイメージの記事を読んだことがあります。一方で「日本に自生するすみれは既に完成された美しさを持ち、品種改良の余地がない」というような締めくくりだったのですが、その双方を特別な意識なく好きなものですから、不思議なコメントだなぁとしか感じませんでした。
 日本(人)が持つ色彩やデザインに対する感性は優れていると思いますが、一方で西アジアや欧州を起源とする芸術的センスは我々には真似が難しく、尊敬に値すると思っています。こうした歴史が作り上げたイメージというものは、一方の価値観で判断できるような対象ではないでしょうね。舶来のパンジーを受け入れて、自らの好みに合うアレンジを行う!この辺こそ、日本の得意技です。
 パンジーは大好きですが、よく見る「パンジーとビオラの説明」は分類学の基礎を無視していて困った感があります。
パンジーはスミレ科スミレ属メラニウム類で、交雑種起源の園芸種群ですね。
ページのトップへ戻る