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 ヒュウガスミレについて、浜栄助氏WHO!は『原色日本のスミレ*(出典:G001) 』でコミヤマスミレとニョイスミレの自然交雑種の可能性を述べていました。そのニョイスミレが10歩も離れていないところで花を咲かせています。なるほど、自生環境は似ています。実は花期も同じなのですね。
 いろいろ物語を考えてみました。仮に、過去に観察されたヒュウガスミレは自然交雑種で、ここで観察できたのは、その両親であったというのはどうでしょうか。ニョイスミレの葉は堅そうで艶があります。ヒュウガスミレはコミヤマスミレ同様に地下茎から新芽を出して更新してきたけれど、さすがに寿命が尽きたという筋書きです。コミヤマスミレの二つの型が狭いエリアに併存したと考えるより素直な物語ではないかと思いながら、これは想像の産物、フィクションです。もし真実に迫っているとするならば、ヒュウガスミレは文字通り「まぼろしのすみれ」になってしまったことに…(うーん、浪漫だ)。
 また、機会を見つけて南九州を歩いてみたいと思います。自生数が多めとされるコミヤマスミレを観察して比較したいところです。
人工交配という手もありますが、ま、止めておきましょう。

 スーちゃんが・・・。ご冥福をお祈り致します。(ノ_<。)
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