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コミヤマスミレとヒュウガスミレ 進む→
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 今年、是非観察したかったヒュウガスミレについて、発見者である南谷忠志先生WHO!のガイダンスを得ることができ、ゆっくり観察できました。写真の左側は関東で見られるコミヤマスミレで、右側がヒュウガスミレです。花の様子は、ヒュウガスミレの上弁が少し下がり気味という点を除いて、ほぼ違いは見あたりませんでした。
 やはり、葉表面の色は違いますね。また写真では分かりませんが、葉裏面の色も違います。花期のコミヤマスミレは、関東でも四国でも赤みを帯びて臙脂色と表現すべき色合いでしたが、ヒュウガスミレは葉脈HELP!付近に少し赤みがあるだけで全体が緑色です。昨日、果実期のコミヤマスミレを観察してきたのですが、ほとんどの葉は裏面が緑色に退色していて、ヒュウガスミレに似た風情でした。引き続き、もう少し多面的に考えようと思います。
 左(コミヤマスミレ、関東)は5月中旬、左(ヒュウガスミレ、九州)は4月上旬の撮影です。花期の違いは九州は温かいという理由だけでなく、自生環境の違うためでもあると思います。
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