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『幾夜の夢』 進む→
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 実生床です。補足しますと、下段、向かって左側にはヒメスミレ(桃色、市販)、中央には「幾夜の夢」、右側にはヒュウガスミレを蒔きました。因みに、上の3コマには予想外に気温が上がったために何も蒔いていません。全て、この春に採取した種子を取り蒔きにしたものです。うまく、発芽してくれましたね。
 ヒメスミレは増えすぎたら困ってしまうと思いながら、余りにかわいいので、ついつい蒔いてしまいました(笑)。「幾夜の夢」も発芽状況は抜群です。今年花を咲かせた株の中から、花が比較的大きく、果実もしっかり実った優良株候補です。幸か不幸か、どの株も余り大きな違いが出ません。さて、問題のヒュウガスミレですが、種子は5粒程度だったと思いますが、やっと二つだけ発芽してくれました。猛暑で熱帯夜、平均気温が高過ぎて、今年は発芽しないのかと諦めかけていました。ただ、うまく夏越しができるでしょうか。
 「幾夜の夢」は冬を越して早春に蒔いても、花後に取り蒔きしても、ともに良く発芽します。性質は安定していて、花色や葉の大きさの変化など、いわゆる「分離」は顕著には見られません。
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