←戻る
次へ進む→
ヒバントゥス・コミュニス 進む→
次へ進む→
 こぼれた種でも増えて、本数が2桁に増えてしまう勢いのヒバントゥス・コミュニスです。花を眺めていて、あれ?少し色が違うなぁと小さな発見をしました。でも、右の写真で見られる通り、花の黄色い部分の周囲が少し赤みを帯びているという程度のことで、大げさな話ではありません。
 シジミチョウなどがやって来て、ここから吸蜜しています。シジミチョウがあの細い肢で花粉を運ぶのかについては、余りピンときませんね。それは横において、主なポリネーターHELP!である昆虫類の目にはヒトには見えない波長が見えているそうで、その目で見ると黄と赤みのある位置にポリネーターたちへの明確な誘導サインが出ているのだろうと推測できます。この視点で植物たちを観察しないと、植物形態学的には誤った判断をしてしまう可能性がある訳です。
 撮影が別の日で太陽の状態が異なり、花の白い色そのものが違って見えますね。もう少し濃い紅色を求めて数日粘ったのですが、午前中しか花が咲かないため、うまく撮影しきれませんでした。(^^)
ページのトップへ戻る