今年も早12月になってしまいました。大震災で気持ちが落ち込んでしまった春。停電で通信網が寸断され、親に電話連絡もできず、親戚の安否もはっきりしていない時期がありました。それでも、気を取り直して、すみれ観察に出掛けたものです。
この少しクセがあるアオイスミレを見に出掛けたのは、家の中の片づけがなんとか終わり、TVが同じ公共広告機構のCMばかりを流すので頭がさすがに疲れ始めた頃でした。野のすみれたちは、まるで何事もなかったように、むしろ例年より元気そうに迎えてくれたことが嬉しかったですねぇ。今年も、他の自生地とは少し違った顔つきながら、しっかりと咲いていました。まぁ、こういう型なのだと理解しています。因みに、この自生地周辺をそれなりに探し回ってたのですが、このユニークな顔つきの仲間を見つけることはできていません。