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 これは巷で2色咲きとか、パンダ咲きとか呼ばれているアツバスミレでしょうか。たまたま、昨年の早春に店頭で見かけて買ってしまったアツバスミレと少し似ています。ただ、葉の様子や色の配色が少し異なり、2色咲きのアツバスミレと言っても、いろいろな型があるのだなぁと感心させられてしまいました。
 葉表面の光沢が明確ですね。海に近い場所で潮風に鍛えられたからか、クチクラ層と呼ばれる保護機能を持つ表層が厚くなって、光沢を帯びるということなのだそうです。このクチクラ層ですが、実はシャンプーのCMに登場するキューティクルのことです。そのように言葉を置き換えると、すんなり理解しやすいかも知れませんね。
   有茎種のテリハタチツボスミレやツヤスミレも同じ理屈なのでしょう。同じ海岸性のすみれでアナマスミレも葉が厚めですが、どうしたことか、イソスミレの方は余り目立ちません。
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