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オオバタチツボスミレ 進む→
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 当日のメモが欠落しているのですが、これはオオバタチツボスミレで良さそうです。でも、おとなしい印象ですね。小さめの鉢で育ったためなのでしょうか。種子から育てたことがあって、その時は深さのある大きめの鉢を選びました。しっかり、太い茎が立ち上がってくれた記憶があります。
 もう一昨年のことになりますが、北海道の道東でも観察できました。その時まで、オオバタチツボスミレは高層湿原で澄まして咲いているイメージだったのですが、それが大きく崩れることになります。何しろ、津波が来たら埋まってしまうような砂州に、クロユリやタンポポと混在して大量に花を咲かせていたのです。生育に必要なのは「標高」ではない、これは明らかですよね。思い込み、イメージで理解してはいけないと反省しました。
   北海道ではシロスミレが海から余り遠くない湿原に咲いていたりします。
初夏が迫り来る時期に、高山で華やかに咲いているというのは本州中央部の話なのです。
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