暖かいイメージがあるかも知れない千葉県でも、内陸部はすみれの開花が遅れていました。でも、桜の方は満開で、道端でこんな光景が目につくようになると、もう皆さんの季節ですね。その千葉県では気温が20度を超える日もあり、そろそろ遅れを取り戻してくれることでしょう。
花がキチンと開いていませんが、狭っくるしい隙間に咲いているのはアリアケスミレか、その交配種だと思われます。これまで寒かったためか、花が小さいのですが、整った姿をしています。この付近の野や山でアリアケスミレを目にしたことはありませんから、栽培株の種子を蟻が運んで側溝のコンクリートの隙間に根付いたものでしょう。もう少し大きめの花がしっかりと咲いたら、分かりやすくなると思います。