再会を楽しみにしていたのはエゾノタチツボスミレも同じです。ほぼタデスミレと同じエリアで同時期に花を咲かせていますが、不思議なことに、隣合わせている姿は見たことがありません。タデスミレが林の下で暮らしているのに対して、エゾノタチツボスミレは(どちらかというと)太陽がしっかりと当たるような位置に集団で過ごしているようですね。
1枚目の写真はシロバナエゾノタチツボスミレと呼ばれる個体ですが、大きな違いではないのでしょう。なにしろ、2枚目のような紅紫が滲んでいる花が隣に咲いていたりします。ただ、絶対数は白い花が多いようですね。この種は、一般に叢生する特徴があります。3枚目の写真が分かりやすいでしょう。根本から茎が分かれて、数本から多いものでは10本程度も立ち上がっていますね。