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コボトケスミレ 進む→
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 乳白色の柔らかい白花を咲かせているのはコボトケスミレと呼ばれるアカネスミレの白花変種です。白花の品種というと、シロノジスミレのように白っぽい花色の個体から白花変種までを含む場合が多いのですが、幾つかの資料を総合して判断すると、コボトケスミレは白花変種を指し示しているようです(異論があるかも知れません)。その背景を考えてみたのですが、アカネスミレにはウスアカネスミレという品種が知られていて、この品種が淡い赤紫色から白っぽい個体までの微妙な変異を含んでしまっているからではないでしょうか。
 写真のコボトケスミレは、雪のような白さで、ほんわかとしたイメージがあり、おそらく、栄花園さんが流通させている園芸品種の系統だろうと思います。一方、野山で見つかる個体は、書籍資料などで拝見する限り、もう少しアッサリした白花の方が多いようです。運に恵まれないのか、修行が足りないのか、まだ野山では出逢っていません。
   今日は秋分の日なのに22日ですね。116年ぶりだとか。
1年が365日ぴったりではないため、調整しないと太陽との位置関係がズレるのです(昔、365日5時間48分46秒と覚えましたが、これもズレているらしい)。
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