フリル咲きパンジーが写っている横で、こんもりと大株になっているのは何でしょう。実は、園芸種のコスミレサクラです。元々、シクラメンが植えられていた底面給水式のプラ鉢に飛び込んで育ち、ついには鉢全体を支配してしまいました。因みに、これは2株に過ぎません。それにしても、この大きさはどうしたことでしょうか。
地中海性気候の代表的な植物であるシクラメンの夏越しには、水を与えずに根茎を乾燥させて休眠させる方法があります。ただ、それではコスミレサクラが枯れてしまいますので、今年は水を与えていました、結果として室内で夏を過ごした訳です。すると、夏を過ぎても育ち続けて、こんな姿になってしまいました。庭の棚に並んでいるすみれたちとはまるで異なる姿です。その上、右端に見えていますが、返り咲きをしようとしていますね。とんでもない曲者かも知れません。