安易にアリアケスミレの変種と説明されてしまうことが多いリュウキュウシロスミレです。実際はアリアケスミレ自体も白っぽい花を咲かせる変種の一つであって、基本種という位置づけではありません。それでも、当然ながら、良く似た性質を持つ兄弟分ですので、花びらがの乳白色の地色に独特の瑠璃色が滲む様子は良く似ています。
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 分かりやすい特徴を挙げれば、葉の様子が違いますね。葉柄も葉身も長いという点ではリュウキュコスミレと類似しています。更に、この個体は西表島産で、葉身が特徴的な「やはず型」をしています。
   やはず(矢筈)は矢を弦につがえる凹みで、少し裾が拡がった形を示すようです。和弓も洋弓も、実際には拡がっていないけれど・・・。
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