昨年は観察できなかったナガハシスミレを今年は観察できました。標高の高いエリアを超えて日本海側に近づいて行くと、山一面に咲いている姿が見られます。今年、新潟で観察した左側の個体群は、長い距が素直に後方に伸びていますが、少し前に福井県で観察した右側の個体群は、少し太めの距がちょんまげ風に真上を向いています。
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 青森県の太平洋側では、距が真横に出てから下に曲がる個体ばかりでしたが、陸奥湾沿いでは上を向いています。おもしろいことに、それぞれの自生地ではほぼ同じ方向を向いていて、別口が混じることは余りないようでした。
   一雨ごとに寒さが増してきている晩秋ですね。あれだけ暑かった夏、正確には10月まで暑かったのですが、まるで違う国のようです。
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