すみれにしては濃い紅花が特徴的ですね。ご存じない方が多いかも知れませんが、和名がある外国種のヤマツクシスミレです。基準標本の産地に関する情報を見つけ出せていないのですが、和名があるところから、日本が台湾を統治していた時代に、日本人の植物学者が研究対象にしたのではないかなどと想像しています。
丈夫で育てやすいと聞いていましたが、まさに、その通り!下手をすると、手の付けられない雑草みたいなものだよー、とも教えてもらったことがあります。栽培下手には極めてありがたいかも。自生地が広く、多彩な型があるようです。