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ナガハシスミレ 進む→
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 群馬から新潟を楽しく巡った際に出逢ったナガハシスミレです。実は「学名が変わるべき状況」にある様子!現在、このサイトを含め、どの書籍やサイトでも、同種は「北海道、日本海側の多雪地帯を中心に分布して、北米や欧州に隔離分布する」などと説明されています。
 日本産は北米産などの個体群と同一または母種・変種の関係にあると理解されていた訳ですが、近年の系統解析により、実は『他人の空似』であって、日本産はタチツボスミレ類、北米産などはエゾノタチツボスミレ類に分類されるべきであるとの研究成果があります。こうした事件を心から待っていました(笑)。
 日本産ナガハシスミレが半世紀遅れて記載された歴史的経緯から、その学名が再検討されるべきなのでしょうが、どうなることやら。
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