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アリアケスミレ

 今回も撮影は3月末。やはり、臨場感なくて申し訳ないのですが、この時期、標高約900mの路傍にアリアケスミレが咲いていたので、勝手に盛り上がってしまったのです。
 既に、「今年は植物たちの展開が早過ぎる」という情報はあったのですが、この標高でも通じる話なのか否か、行ってみないと分からない状況だったのです。そこは10日間程前の下界とほとんど変わらない環境でした。タイムスリップして時間が巻き戻ってしまったような印象ですね。
 ここのアリアケスミレは花序全体が丸い印象です。もし、側弁にも紫条がしっかり入っていなかったら、自生環境から「草丈が足りないシロスミレ」と見間違いかねません。
 この日は帰宅する予定でレンタカーを手配していたので、時間的な余裕がありませんでした。周辺をもっとゆっくりと散策できていれば、多くのすみれたちに出逢うことができたかも知れませんね。後ろ髪を引かれる思いでした。
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 新型コロナウィルスの動きはまるで呪縛。すみれたちの早い動きに対応できずにいます。
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