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 昔の展示会で撮影させていただいた写真編もパート11になりました。今回は、ニオイスミレと呼ばれ、人気の外国種ヴィオラ・オドラータから、その数多い栽培品種の一つ 'Sulphurea(Sulfurea、スルフレア)'で良さそうだと思います。
 国際規約で園芸品種名を示す後半部分は、学名のようにラテン語に限定されません。どうやら、'Sulphurea' はスペイン語やフランス語にもある言葉です。意味は、原子記号 S(元素番号16)の「硫黄」、つまり、花びらの色が硫黄色、これが命名の由来ですね。ただ、栽培の歴史が長くて栽培品種が多いため、 'crépuscule'のように似た色合いの系統も多く見られます。個体差も出やすいのではないでしょうか。
 頼りの "Violets: The History & Cultivation of Scented Violets(Roy E. Coombs)"では、芳しくも黄色くもないと語られています。^^
 かっこいい名称 'Irish Elegance' は 'Sulphurea' の別名もしくは愛称なのでしょうか?この辺が確認できません。
 ところで、戦争が始まっちゃったのですか・・・!えー、どちらに大義があるのかは別として、時代感覚が変ですよね。絶対!
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