いつか観察に行きたいと思いながら、なかなか出かけられずにいたのですが、やっと(気合いで)出かけました。自生地については大雑把にサロマ湖畔や野付半島をイメージして、後は、出あたりばったりだったのです(笑)。
到着して、本当にここなのかなぁ?どうやって探したら…と、半分途方にくれましたが、ここからは「いつもの勘」頼りで頑張るワケです。
結果的にトヨコロスミレは母種となるシロスミレと混在していたのですが、先に出てきたのはトヨコロスミレの方でした。二日目にかけて、二か所の自生地を探索した結果ですが、数量的にはほぼ半々という意外な印象です。タチツボスミレとシロバナタチツボスミレが混在していることはありますが、半々ということはないですよね。因みに、ひょろ長い花茎が20cmに及ぶ個体もあり、興味深い品種です。