ドクダミ
清楚な白い花、独特の臭い












清楚な白い花、独特の臭い
分 類 | : | ドクダミ科ドクダミ属 |
学 名 | : | Houttuynia cordata Thunb. |
原 産 地 | : | 東アジア、東南アジア |
芳 香 | : | 独特の臭いであり、好き嫌いには個人差がある |
作 用 | : | 解毒、利尿、抗菌、殺菌、解熱、消炎、強心、緩下、血圧降下、血管強化 |
主 成 分 | : | デカノイルアセトアルデヒド、ラウリールアルデヒド、クエルチトリン、イソクエルチトリン、ヒペリン |
花弁に見える白い部分は「総苞(総苞片)」と呼ばれ、花序は中央部に突き出した淡黄の部分が花序、小さな花の集まり(穂状花序)です。ひとつひとつの花に花弁はありません。
園芸品種として八重咲き(ヤエドクダミ)や五色葉(ゴシキドクダミ)などが知られています。
一般には、開花期に地上部を刈り取って乾燥させます。少し細かくカットして天日で乾燥させると良いそうです。因みに、採種は午前中(特に朝)に収穫するのが良いという話がありますが、残念ながら、真偽の程はよく分かりません。
古くから薬草として知られ、別名を「十薬、重薬(じゅうやく)」とも呼ばれています。薬効が多彩だという意味とのこと。ハーブティにしてもよく、化粧水や入浴剤という使い方も見逃せませんね。