ラベンダー
穏やかなフローラルな香り










穏やかなフローラルな香り
分 類 | : | シソ科ラヴァンドラ(ラベンダー)属の通称、総称 |
学 名 | : | Lavandula angustifolia (その他、多数) |
原 産 地 | : | カナリア諸島から地中海沿岸、インド |
抽 出 | : | (部位)花、葉、(方法)水蒸気蒸留法 |
芳 香 | : | フローラル系ミドルノート、穏やかなフローラルな香り |
作 用 | : | 抗菌、殺菌、防腐、抗炎症、鎮痛、抗うつ、血圧降下、催渓、鎮静 |
主 成 分 | : | 酢酸リナリル、リナロール、ラバンデュロール |
ラベンダーという名前はラテン語で「洗う」を意味する単語に由来するのだそうです。殺菌、消毒の効果が期待されていたこと、沐浴の際などに活用されたことなどに関連すると言われます。消毒する力はラベンダーの成分であるリナロールによるものです。
一般に、精油は「原液を直接肌に用いない」ことが原則ですが、ラベンダーは虫さされなどの際に、直接塗布するころができるそうです。他の精油については、原則を守って下さい。
最もポピュラーな精油だろうと思います。安全で用途が広いことも魅力の一つでしょう。鎮静作用に優れ、緊張やストレスを緩和してくれます。近縁種が多く、ラベンダーのグループがある感じなのでしょうね。高地や寒冷地で栽培される個体群は香りが良いと言われます。特に、標高の高い生産地で採取され、成分に酢酸リナリルを35%以上含むものを「真正ラベンダー(ラベンダー・アルパイン)」と呼ぶそうです。