
フレンチ・マリーゴールド
強い香りを放つ、命名の由来は「不死」だとか
            
            
            
        
        
強い香りを放つ、命名の由来は「不死」だとか
            
            
            
        
        | 分 類 | : | キク科コウオウソウ属(マンジュギク属) | 
| 学 名 | : | Tagetes L. | 
| 原 産 地 | : | アメリカ大陸(熱帯と温帯) | 
| 抽 出 | : | (部位)花、(方法)水蒸気蒸留法 | 
| 芳 香 | : | トップ~ミドル | 
| 作 用 | : | 抗ウイルス作用、抗酸化作用、デトックス作用、利尿作用 | 
| 主 成 分 | : | オシメン類、タゲトン類、オシメノン類 | 
除虫菊に近い性質なのか、いっしょに植えると病害虫の被害に遭いにくくなるとされます。精油は「重く濃厚なハーブ調の香りに加えて、爽やかな芳香もある」と表現されます。
 コウオウソウ属って何だろうと訝ったのですが、漢字では「紅黄草属」です。妙なこだわりがあるのでしょうか。マリーゴールドは、同属の植栽されている近縁種の総称です。
 「マリーゴールド」という通称は聖母マリアに由来、学名の「タゲテス」は美の女神タゲスに由来しています。どちらも、象徴的な女性を起想させる命名の由来ですね。
 ポットマリーゴールドと呼ばれる、キンセンカ属は別種で、抽出方法なども含めて、全く別に扱うべき対象、注意を要します。入手する際は「タジェット」と指名した方が良さそうです。