ハマナス
クチベニハマナスから抽出された貴重で濃厚な甘い香り









クチベニハマナスから抽出された貴重で濃厚な甘い香り
分 類 | : | バラ科バラ属 |
学 名 | : | Rosa rugosa Thunb. |
原 産 地 | : | 東アジア、中国、日本。 |
抽 出 | : | (部位)花、(方法)水蒸気蒸留法 |
芳 香 | : | 濃厚な甘い香り |
作 用 | : | 下痢止め、月経過多、疲労回復 |
主 成 分 | : | フェネチルアルコール、ゲラニオール、シトロネロール、シトラール |
ハマナスはバラ科バラ属に属する近縁種の総称ですが、精油を得るのは主にクチベニハマナスです。貴重であるがゆえに高価で、限られた高級素材として活用されるもので、主にイタリアやフランスで生産されています。
ハマナスの語源について、はまなし(浜梨)の東北訛りという説があります。北海道や東北地方の海岸線に多いためでしょう。日本海側では島根県以北、太平洋側では茨城県以北に分布するそうです。語源については諸説があると理解した方が良さそうです。