ウコン(春ウコン)
春ウコンは花期も長くて鑑賞に向く





春ウコンは花期も長くて鑑賞に向く
分 類 | : | ショウガ科ウコン属 |
学 名 | : | Curcuma longa 秋ウコン、C. aromatica 春ウコン、C. zedoaria 紫ウコン |
原 産 地 | : | インド |
抽 出 | : | 根茎 |
作 用 | : | (秋ウコン)LDLコレステロールの酸化防止効果、肝機能改善、抗炎症作用 |
主 成 分 | : | (秋ウコン)クルクミン、ターメロン、シネオール、クルクメン、クルクモール、エレメン、パラメチトルイルカピノール 、フラボノイド、アズレン、カンファ |
ウコンはアジアを代表するハーブで、熱帯アジアを中心に分布しており、世界中で約50種類が知られているそうです。紀元前2000年前後には既に栽培されていたという情報がある有用植物ですね。ここでは、秋ウコン(ターメリック)と、類似種の春ウコン、紫ウコンについて触れます。
秋ウコンの最も知られた利用方法は、カレーのスパイスとしての利用です。生産量、利用量および輸出量ともにインドが世界一ですね。他に着色料としての利用、それから、健康食品に加工される場合も多いようです。
特にクルクミンが注目されていて、肝臓の機能を回復ならびに強化作用は有名です。このクルクミン含有量は秋ウコンが一番多く、春ウコン、紫ウコンと続きます。
春ウコンは沖縄を中心に古くから栽培されています。カレーのスパイスになる秋ウコンと異なり、苦味が強いので食用には不向きですが、免疫を高める効果などが知られ、サプリメント(健康食品)に加工されるケースが多いようです。