イランイラン
甘くセクシーな芳香、花のなかの花(タガログ語)








甘くセクシーな芳香、花のなかの花(タガログ語)
分 類 | : | バンレイシ科カナンガ(イランイランノキ)属 |
学 名 | : | Cananga odorata (Lam.) Hook.f. & Thomson |
原 産 地 | : | フィリピン、マダガスカル、コモロ諸島の熱帯多雨林 |
抽 出 | : | (部位)花、(方法)水蒸気蒸留法、有機溶剤抽出法 |
芳 香 | : | エキゾチック系ミドル~ベースノート、強く甘い香り |
作 用 | : | 催淫・緩和・高揚・抗抑鬱作用、内分泌系の調整 |
主 成 分 | : | リナロール、ゲラニオール、安息香酸メチル等 |
既に幾つかの事例を紹介しましたが、多くの効用が知られていますね。
■ リラグゼーション促進効果
■ 抗うつ・催淫作用
■ 血圧降下促進効果
■ 皮脂の分泌のバランスを調整する効果
■ 頭皮の強壮効果、頭髪の成長を促す効果
■ ホルモン・バランスを調整する効果
■ 性的な障害に対する回復効果
■ 殺菌消毒 etc.
横文字標記も多様:Ylang-ylang, Ilang-ilang, Alang-ilang 等があります。
この精油は、一般に数回に分けて蒸留(分留)されますが、最初の蒸留で抽出された精油は、特に「イランイラン・エキストラ」と呼ばれ、上質な精油とされます。また、原産地では一年を通して花が咲きます。その中で、より上質な精油は初夏に採取された花から抽出されると言われます。