多彩な表情を見せる 愛らしく育てやすいセントポーリア
園芸店で良く見掛ける愛好者の多い人気の高い植物です。 「これは何かな?」 シーマニアに続いて、やはりイワタバコ科のセントポーリアです。 和名は「アフリカスミレ」ですが、勿論、すみれの仲間ではありません。 アフリカのタンザニアでセントポールさんが見つけたすみれ似の植物です。 種小名(学名の後半) の"ionantha"の"io"はすみれを意味します。 四季咲きで、室内に置いておく場合、ほぼ周年花が見られますね。 元々、山中の岩陰等で育っていた植物ですので、簡単な照明で育ちます。 育てやすくて、変化も多く、園芸植物として人気があるのは当然かな。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Saintpaulia ionantha" ● 原産 : 地中海沿岸 ● 分類 : イワタバコ科セントポーリア(アフリカスミレ)属 ただ、人気度は一昔前程ではありませんね。 咲き方、色は千差万別で見応えがあり、よく百貨店で展示会がありました。 値段もそれなりのもので、ちょっと、買うことができませんでした。 学名は "Saintpaulia sp."とも表現します。 園芸品種はなんと15,000種以上あると言われます。 多くの原種から交配、選別され、広範なグループになっていったようです。 資料によりますと、以下のようなグループに分けられるそうですよ。 ■ ストライプ種 ■ スタンダード種 ■ アルビノ種 ■ ミニチュア種 ■ トレイル種 ベランダ栽培に適していますので、お一ついかがでしょうか。