生け垣に利用されるレッドロビンに似た赤い葉に白い花が映えていますね。 「これは何かな?」 ツツジ科のアセビまたはアシビ、文学では馬酔木(あしび)でしたっけ。 昨年、赤紫の花で登場しましたが、白い花はドウダンツツジ似ですね。 有毒植物なので野生の鹿等が避けて食べないそうです。 結果的に、鹿などが多い地域ではアセビが生き残るという話があります。 (ちょろっと、蘊蓄) ● 学名 : "Pieris japonica" ● 原産 : 日本 ● 分類 : ツツジ科アセビ属 古い時代には「安之碑」や「安志妣」と書かれたという資料を見つけました。 これは万葉仮名のようですね。 では、アシビが元来の呼称で、馬酔木は後世の当て字ということでしょう。 実際、関東でも山歩きをしておりますと見掛けることがあります。 ただ、植栽なのか自生なのか、良くわかりませんでした。 ここは大きな公園ですが、とても良く整備されていて美しい姿ですね。