(古くて新しい独特な雰囲気を持つ海運の要衝) ここは小樽の象徴的な風景、有名な「小樽運河」周辺です。観光ポスターやはがきにいつも登場するスポットで、小樽は二度目ですが、常に観光客がたくさん集まっています。 大正時代に作られた海運のための施設です。資料によりますと、掘ったのではなくて、海岸を埋め立てて作ったのだそうです。地形に沿って作られたので湾曲しているというような説明でした。納得したような、しないような・・・。なにしろ、どこの港湾も四角くできていますから。多くの倉庫が作られて、現在まで維持されてきました。観光地だということもありますが、とてもきれいに整備されています。
小樽運河の周辺には楽しいスポットがたくさんありました。のんびり見て歩くだけで楽しい気分になります。それから、街角のあちこちにロシア語が溢れています。余り触れたことがない、エキゾチックな雰囲気が漂う理由の一つかもしれません。こうした観光エリアを散策した後に、少し裏側に入り込んでみたら、もっと楽しいと思います。古い時代の痕跡が残っているように感じるのではないでしょうか。
ゆったりとした坂を登ると小樽湾が一望できます。多くの賢人・詩人が、この地をいつくしみ愛した気持ちが分かるような気がしました。 海に面した一角に石原裕次郎記念館があります。3歳から10歳まで小樽で暮らしていたのだそうです。いろいろあるんですね。 既に使われていない単線の引き込み線が残されています。実は、小樽運河からあまり遠くない位置にあって、そのまま細長い公園として利用されているようでした。実は、ここが一番のお気に入りなのです。