ご縁があるようで、三度目の訪問になります
ここは「神秘の湖」、「天空の湖」などと呼ばれることもある(らしい)野反湖です
(青い空を写した湖が綺麗に感じました)
野反湖は旧六合村の奥にある高原のダム湖です。標高1,500mという高地に位置して、標高2,000m級の山々をひかえる周囲12kmの大きさがあります。
「六合」は「くに」と読みます。以前は、六合村という単独の自治体でしたが、現在は中之条町に編入される形で合併しました。中之条町は明治期以来、合併を繰り返して、驚くほどの大きさになっていますが、六合村は、そうした歴史では最も最近になって合併した自治体です。
撮影者が生まれ育った土地も、平成の大合併で、とても大きな地方自治体になりました。まさかの、隣県と接するサイズなのです。
ただ、体裁としては、どこか一つの地方自治体に編入という形式を採らず、合併して、別の地名を冠した新しい市が誕生したとの体裁を採っています。
大自然が残されているのではなく、その中にヒトが入らせてもらっているスタイル
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ダケカンバの林が拡がる湖畔、その上には白砂山など2,000m級の峰、更に遠く高い山々が見える

中之条町サイトの説明を借りると「標高600m〜2,300mに位置する中之条町の六合地区は、面積の92%を山林と原野が占める森の郷」だそうです。
温泉地としても有名なことは知っていますが、この温泉郷で入浴したことはありません。この地に立ち寄ったみやげに入浴剤を買い求めて帰りました。
(入浴剤「旅情 中之条町六合地区」:発売元/中之条町観光協会)。
シラネアオイが咲く斜面にはショウジョウバカマなどの野草が見られる(ただし、一部、人為的な植栽もあり、微妙な印象も受ける)
茨城から福島を経て、新潟まで出向いてしまい、経路として群馬方面へ戻ることになりました
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伊参スタジオ公園(旧第四中学校)
「伊参スタジオ公園」のノスタルジックな木造校舎は、昭和22年に伊参(いさま)村立伊参中学校として開校、最終的に平成2年に閉校となり、現在は、群馬県内各地をロケ地とした映画作品について展示する資料館となっています。
実は、宿泊施設としても利用可能で、一度、ここに宿泊させていただいたことがありました。野反湖へ行く途中、町内を通過した際に見かけて、短時間ながら、懐かしく眺めていたものです。よく整備・維持されています。町内には、ここから程近い旧五反田学校など、幾つか、同様の木造校舎があります。
教員であった父親が勤務していた中学校が、こうした木造校舎でした。残念ながら、新設校が整って移ってしまいました。

通った高校も、なんと、巨大な木造校舎。迷路のように造られており、結果、中庭がいっぱいありました。暖房は薪ストーブでしたね(楽しかった!)。
駐車場から湖畔に下りてみましたが、見た目以上に距離があるので、覚悟が必要です ^^
湖畔から横に登って車道に出ると、ダケカンバの林が拡がっていて、その前を散歩しながら戻ることができます