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忍野八海2015年春

ここは日本?!外国人旅行者(インバウンド客)ばかりの観光地

忍野八海
この距離感で、雪を冠する富士山が見えています
忍野八海 忍野八海
透明度の高い富士からの伏流水が20年以上かけて湧き出る独特な水の村

 例によって、富士山周辺ですみれ散策をした流れで辿り着いた観光地です。実は、この地について、全く知識がありませんでした。『忍野八海』という不可思議な地名に呼び込まれるように駐車場を探し、ここは、どんな場所?と歩いて行くと、とにかく、観光客がいっぱいです。
 『海』というのは、こうした伏流水が湧き出る『池』だったのです。それなりに広いエリアに、大きめの池が八個ある村でした。歩き回っていると、出逢うのは、主に東南アジアからの観光客と見られる顔ぶれで、自分たちの方が異邦人になってしまったような感覚に陥ってしまいました。
忍野八海
 池の水は、とても澄んでいて、金色に見える大きな魚たちが泳いでいます。改めて調べてみると、「アルビノ(突発的な色素欠乏)のニジマス(鱒)や黄金色のマス類」との回答が出てきました。黄金色に輝く演出ということなのでしょうね。

忍野八海 忍野八海 忍野八海 忍野八海
 元々は閑静な村落だったのだと思います。でも、その美しさが人々を呼び集めて、多くの人を集める観光地になっていったのでしょう。
 人混みは苦手です。少し時間を掛けて歩き回ってみました。富士山を背景に桜の花が咲く季節に歩くことができて良かったと思います。中心地を離れた静かな池も良いものです。
忍野八海
 歩いている人々は、顔つきも服装も、スマートフォンなどさえも多彩で、多くの地域から訪れているのだろうと感じさせます。シルクロードの拠点もこんな雰囲気でしょうか。
かつて、宇津湖があった  忍野八海がある富士山北麓の忍野村は、奈良時代には「宇津湖」という湖の底だったそうです。延暦19年(西暦800年)、富士山に大規模な噴火(延暦大噴火)が発生して、宇津湖は「山中湖」と「忍野湖」に別れますが、「忍野湖」は多くの湧水地を残して失われていきます。これが現在の「忍野八海」で、世界文化遺産の構成資産という形で生き残りました。

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