(初夏の志賀高原は緑に包まれた別天地) 思い立って、遠く志賀高原まで足を延ばしてみました。言葉としてしか知らない「志賀高原」・・・、途中でゲットした観光パンフレットとカーナビだけが頼りです。 たくさんの池があるらしいという情報に、それらしい場所で降りてみると、なんとも形容しがたい美しい景色が広がっていました。 青い空を白い雲が流れていく姿が静かな水面に映し出されて、ここで時間を忘れて過ごしました。ただ、まだ上の方に道が繋がっているようです。
池には多くの生き物が棲んでいて、空の色に負けないようなコバルト色のトンボ(エゾイトトンボ)が水中で産卵する様子をしばらく見ていました。 周囲を散歩する、もうそれだけで満足できます。どこを切り取っても、絵葉書になりそうな別天地でした。
ゆったりとした高層湿原はワタスゲが揺れる季節です。
横手山の駐車場から見下ろす景色はすでに雲の上なのですが、更にスカイレーターとリフトで雲海がはるか下に見えるところまで標高を上げることができます。 ただ、肌寒いような高層の地なのに外来植物が進出していて、除草などのメンテナンスを担当する方が「まるで戦いです」と嘆いていました。