(島津別邸から錦江湾と桜島を臨む) 外様大名としては最大である90万石を誇る薩摩藩(鹿児島藩)の所領地を巡ってきました。 2008年はNHK大河ドラマ「篤姫」を放映中で、あちらでもこちらでも篤姫のポスターや幟が見られました。ここは篤姫ゆかりの地でもある「仙巌園(せんがんえん)」です。桜島を築山に錦江湾を池に見立てたというだけあって、全体がすばらしい作りでした。 石の階段は「篤姫」のロケに使用された場所です。 巨大な大砲と後方に見える反射炉は島津氏第28代当主である島津斉彬(しまづなりあきら)の先見性を示すものです。 ややこしいのですが、島津斉彬は第11代藩主で、幕末の日本に余りに大きな影響を与えた大名なのです。
鹿児島市はご覧の通りの大きな地方都市です。でも、2008年現在、セブンイレブンはないようですね。(^.^)
最終日、霧島から錦江湾を一周して桜島に渡り、フェリーで鹿児島中心部に戻りました。 枇杷が名産品なのでしょうか。あちこちで袋掛けされた枇杷の木を見ました。都市近郊とは思えない豊かな自然が見られます。 ところで、桜島ですが、実際には「島」ではなく、文明8年(1476年)の噴火による溶岩で、現在は陸続きになっています。