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用語 井波 一雄(1917-2005) 2014/12/17
2020/04/13
説明 植物研究家(愛知県出身)。
日本植物分類学会会員、日本すみれ研究会顧問。
“東海地方の植物を調べる会”「東海植物の会」を設立、主宰。
1996 年度植物地理・分類学賞を受賞。
著作:
『日本すみれ図譜』(1966)、『スミレの観察と栽培』(1978)、
『広島県植物図選Ⅰ~Ⅴ』(1981,1982,1985,1988,1990)、
『名古屋の自然』、『愛知の植物』、『薬用植物学』、
『薬草健康法』、『東海の植物記―海辺から高山まで』、
『いまむかし暮らしの小道具・植物事典』、
『知的森林浴のすすめ 東海編―緑の深呼吸』
植物画を得意としており、『日本すみれ図譜』等で緻密に活用されている。
愛知を核に岐阜、三重などの範囲で膨大な植物標本コレクションを作った。
⇒ 千葉県立中央博物館収蔵の標本(標本提供者として紹介されている)
ナガバタチツボスミレ 岐阜県産 1961/05/06 採集
植物標本
 『植物地理・分類研究』第3巻(2005/07/25発行)掲載の「井波一雄氏を悼む」に依ると、「氏が採集された標本は生前に千葉県立中央博物館に(収蔵された)」とされる。実際、井波氏が採集された多くのスミレ標本を拝見している。
 一部を引用すると、「超人的な行動力で,東海 3 県を歩き,採集され,氏の足跡の及ばないところは殆どありませんでした。」とのこと。
関連用語・ページ
東海固有要素 周伊勢湾要素 愛知県の竹と笹 富士山麓植物採集記 東海植物の会 植物画
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【補足】この記事は、性質上、ご本人没後作成も多く、雑誌等の一般情報によって編集しています。収集元情報が誤っている場合もあります。予め、ご了承ください。
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