カメラを自分で修理してしまった
(NIKON) D70

長く7年間も使用しているNIKON D70ですが、記録メディアはコンパクトフラッシュ(CF)です。メディアの記録処理速度が早くないと取りこぼすという説明があり、高価だったLexerのProfessional(1GB)を買った記憶があります。ところが、このCFは大きくてしっかりしたメディアなのですが、意外な欠点があったのです。
大きいから小型化の妨げになるという理由もあり、現状はSDの一人勝ちですが、それだけではなく、出し入れをする度にカメラに大きな負担が掛るようです。USBコネクタでPCに繋いで取り込むのは面倒くさく、D80でケーブルレリーズのUSBコネクタ部が壊れたことがありますので、強度は似たようなものでしょう。
CHRやFORというエラーメッセージが出るようになったのですが、D80を併用するようになったので、まぁ、余り気にしていませんでした。ところが、エラーメッセージが頻繁に出るようになったので、調べてみたらリコールが出ていたのですね。結果的には直接の関係はなく、問題の改善修理には15,000円前後の技術料が掛るとの連絡があり、がっかりしてしまいました。でも、何か変です。え、技術料だけ?つまり、部品は要らないということですよね。あやしい・・・。
更に調べると、記録メディアの出し入れによって、基盤コネクタの接触が悪くなって起こることが分かったのです。それなら、自分で治せるんじゃないか!と修理せずに戻してもらいました。なんと、ちょいちょいと弄ってみたら、余りにも簡単に治ってしまったのです。コネクタの浮きがでないようにフィラーを施して15分しか掛りませんでした。これで15,000円ですか。あ、これは自己責任の世界ですから、基本的には真似をしないで下さい(一応)。
しかし、剛健と言うか丈夫なハードで名を馳せたNIKONブランドが、メディアの出し入れでコネクタが浮くなど、信じたくないですね。ソニー(旧ミノルタ)に乗り換えようかなぁ(笑)。